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季節をいろどるアンティーククロス

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春爛漫、と思っているうちに初夏を思わせる陽気になりました。姫リンゴの花が可憐な姿で風にそよいでいます。
庭のブルーベルも咲き始め、ホウチャクソウやアマドコロと優しく饗宴しています。

こんな日はテーブルも春らしくアンティークのティークロスを広げましょう。今ではとても考えられないほど手の混んだ丁寧な刺繍、たっぷりのクロッシェレースを縁に編みこんだ贅沢なクロス。色糸刺繍の可愛いのも素敵ですが、お気に入りはホワイトオンホワイトです。

antique tea clothes

ティークロスを意識して集め始めて25年ぐらいになるでしょうか?これはイギリスデヴォンのひなびた村のレース屋さんで購入したもの、これはヨークのレッドハウスで見つけたもの、これはカナダヴィクトリアのフォートストリートで散々悩み連れて帰ったもの———
といつも楽しい思い出とともにあります。

思うように物事が運ばなくて落ち込んだ時には、アンティーククロスのアイロンがけをして気分の立て直しを図ります。
儚げなクロスに優しくアイロンをかけ、このクロスを見つめているとなんだか瑞々しい気持になって、どんな女性が刺繍をしていたのかしら?どんなおしゃべりをして刺していたのかしら?今よりずっと灯りも満足ではない時代にこの美しい刺繍を刺し上げたのかしら?と想像がふくらんでゆきます。

女性達の様々な思いを伝えるように私の手元に来てくれたクロス達。次から次へとアイロンを滑らせているうちに、自然と気持は落ち着き、何枚かかけているうちにすっかり不機嫌は治ってしまいます。

clothes and cutleries

古いものには心を落ち着ける不思議な魔法があるのですね。パティナという素敵な言葉。大切にしたい私です。

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